苦しいのは、自分ひとりだけで戦おうとしているからかもしれない
僕が24歳で部下を持ち、数値的責任を負う管理職になったばかりの頃、ノルマに悩まされることがずいぶんあった。
「この数字をどうすればやり切れるか。部門の責任者なんだから何とかしないと。」
そんな思いから浮かんでくる達成のための"手段"は、自分ひとりでやることが前提のものばかり。
でも、それは自分を苦しめるだけの考え方だった。
仕事でしんどいとき、実は思考が勝手に一人で戦うモードに入ってて、どんどんツラくなっていくことが多い。
— K24(こにし) (@knight24_k) 2017年4月6日
そんなとき、ふと目線を上げて周りを見て、一緒に戦ってくれる人たちのことを思い出すと、また前に進む力と勇気が湧いてくる。
部門の責任者が最後に数字の責任を負うのは当然。
でも、そこに至るまでのプロセスを一人で戦い抜く必要なんて全くない。
ひとりの人間に出来ることには限界がある。
一緒に考え、動いてくれる部下、悩みを聞いてアドバイスをくれる上司、タテの関係にないからこそフラットに助けてくれる社内の人……
自分には一緒に戦ってくれる人がいる、そう考えるだけで気持ちは少し楽になる。
自分がツラいときに助けてもらいたいからこそ、自分に余裕があるときは周りへの助けを惜しまない方がいい。
— K24(こにし) (@knight24_k) 2017年4月6日
自分に余裕があるとき、案外そのことにすら気づかないんだけどね。
だからこそ、自分も周りの人にとってそういう存在であるべきだ。
あるときは部下の悩みを聞ける上司、あるときは上司のために動ける部下、またあるときは何かあれば他部署からも声をかけられる社員。
共通するのは「相手のために」という気持ち。
自分が助けてもらいたいとき、助けを求めながら次の"恩返し"のことを考える習慣を身につけたい。