28歳中間管理職の日記

28歳、中間管理職。肩書にとらわれず、ただ社会人としての価値の向上を。いろいろ書く雑記です。

【JAL】e JALポイントの使い方講座!上手に使えば特典航空券よりお得!?JGC修行にも!

(最終更新:2018年9月18日)

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「普段からJAL乗るよー」という人はもちろん、あまり乗らない人もクレジットカードの支払いでJALマイルをコツコツ貯めている、という人もたくさんいるでしょう。

 

そのJALマイル、どうやって使っていますか?

 

パッと思いつく王道は、やはりお金のかからない「特典航空券」

JALの場合は、近距離路線(東京-大阪など)では片道6,000マイル(往復12,000マイル)、中距離路線(東京-北海道、羽田-沖縄など)では片道7,500マイル(往復15,000マイル)を支払うことで搭乗することが出来ます。

(ちなみに、ANAだと路線によってもう少しお高くなる。羽田-那覇で片道9000マイルなど)

 

JALマイレージバンク - JALグループ国内線特典航空券 マイル早見表

 

「航空券にお金を払わずに搭乗できる」というお得感は、他では得難いものがありますね。

 

しかし!使うタイミング次第では、特典航空券よりもっとお得にマイルを使える可能性もあるって知ってましたか!?

 

特典航空券より輝く時がある…「e JALポイント」とは?

 

「e JALポイント」のことを知らない人も多いハズ。

でも、とっても簡単なので2行で説明します。

 

  • 1e JALポイント=1円 として、航空券等の支払いに使用可能
  • 3,000マイル→3,000e JALポイント、10,000マイル→15,000e JALポイント で交換可能!(e JALポイント→マイル の交換は無し)

 

以上です。

要するに、「10,000マイルを15,000円分の航空券割引に使いましょう」ということです。

 

「え?でも、15,000マイルあればタダで飛行機乗れるよね?絶対そっちの方がお得でしょ」

 

と思われた方もいらっしゃるはず。確かに、基本的にはそうなんです。

ただ、e JALポイントの方がよりお得になるケースもあるので、メリットも含めて以下に解説します!

 

1万1000円で新千歳-沖縄往復出来ちゃう!

自分の話で恐縮ですが、来年の1月にコンサドーレのキャンプを見に、沖縄に行こうと思っています。

 

ただ、北海道から沖縄へJALで行こうと思うと、直行便がないのでどこかで乗り換え必須。

つまり、往復で4本の便に乗らなくてはいけない。

乗継割引みたいなのも無くはないけど、そこまで劇的に安くなるものでもない…

 

という、新千歳-沖縄の往復を1万1000円で買いました。

ウソみたいな本当の話。

 

どんなからくりがあるかというと…

 

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  • 往路運賃:新千歳-関空、関空-那覇 を先得系の割引で買って合計1万8800円
  • 復路運賃:那覇-伊丹、伊丹-新千歳を先得系の割引で買って合計2万2200円
  • e JALポイント:2万マイルを交換→3万e JALポイントに(3万円分の割引)
  • 総計:往復の運賃合計から3万円を引いて、1万1000円

 

というわけなんです。

ちなみに、この行程を特典航空券でお得に乗ろうとすると、1区間7500マイル必要なので…

 

  • 4区間(新千歳-関空、関空-那覇、那覇-伊丹、伊丹-新千歳)特典航空券で、30000マイル必要
  • 3区間特典航空券で、22500マイル+1区間分支払い
  • 2区間特典航空券で、15000マイル+2区間分支払い

※通常のマイルよりも少なく特典航空券をゲットできる「ディスカウントマイル」期間は、これよりお得です!

 

といった感じ。

マイルも前述のプランより多く必要で、全区間特典航空券ではなければお金の支払いも発生してしまうんですね。

 

もう一つ、e JALポイントで航空券を買うメリット!

それは、「フライトマイル」と「フライ・オン・ポイント(FOP)」もしっかり貯まるといこと!

 

先ほどの表をもう一度見てみましょう。

 

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e JALポイントでガッツリ割引して、往復の運賃が11000円まで下がっているのに、さらに今後使うことが出来るマイルが3176、FOPが4496も貯まるんです!

(算出条件:JALカード普通会員、先得系割引「運賃3」、ショッピングプレミアム、ツアープレミアム付帯)

 

ちなみに、特典航空券だとマイルもFOPも獲得ゼロです…

 

e JALポイントと特典航空券の使い分け方整理

 

「e JALポイント」と「特典航空券」の使い分け方を考えるときに必ず意識しておきたいことは、「航空券は一物多価である」ということです。

つまり、「同じ日の同じ便、同じグレードの席に隣同士で乗っていても、片方の人は早期に購入して1万円台で航空券を押さえたのに、もう片方の人は当日普通運賃で4万円以上支払っている可能性もある」ということ。

 

e JALポイントを使うべきとき

これを踏まえ、僕の新千歳-沖縄のケースで何故ここまでオイシイ思いを出来たかというと、ズバリ「割引する前の元々の航空券価格が、先得系の割引適用期間でそもそも安かったから」ということ。

 

e JALポイントで割引する額は一緒でも、分母となる航空券価格が安ければ、引かれる額の割合は高くなってお得感も高まりますよね、というわけです。

(例:15000e JALポイントを持っていたとして、往復の運賃が20000円だったらお金は5000円で済むけど、往復40000円だと+2万5000円必要)

 

特典航空券を狙うべきとき

上記の逆です。早期の割引が終わりかけで、普通に買うには運賃が高くなりすぎているときを狙います。

新千歳-羽田の航空券は、搭乗21日前までの予約種別でも片道2万円超えてくるので、このあたりは特典航空券でポンと買えると1マイルあたりの価値は非常に高いです。

 

ただし!特典航空券には席数に限りがあるので要注意です!

売り切れていたら、e JALポイントへ変換して割引効果を狙うことも視野に入れましょう。

 

e JALポイントでも特典航空券でも、お得に使うためにはやはり「計画性」が大事です。これに尽きます。

いつ頃飛行機に乗るか決まれば、それに合わせてマイルを貯めることも出来るし、運賃を見ればマイルをどう使えばいいかも見えてきます。

 

良い計画を立てて、良い旅をしましょう!