エモかったコンサドーレの試合オブザイヤー2017
【23/34】
これは、今年僕が現地参戦した、北海道コンサドーレ札幌のJ1リーグ試合数。
参戦率67.7%。なかなかのものだろう。まだ伸ばせる気がするけど。
【4/23】
そしてこれは、僕が今年スタジアムで泣いた試合数。
スタジアムに居ないときに、試合に関することで泣いたのも2回あったから、実質【6/23】と言ってもいいだろう。
泣き率26.1%とか普通に自分で引く。
ちなみに、決して悔しくて泣いているわけではない。
泣いた試合の結果を見てみると…
【スタジアムエモ】
- 7月1日(土) H清水 1◯0
- 9月30日(土) A広島 1△1
- 11月18日(土) A清水 0◯2
- 12月2日(土) H鳥栖 3◯2
【場外エモ】
- 10月14日(土) H柏 3◯0
- 10月21日(土) A東京 1◯2
6試合で5勝0敗1分。勝ち点は驚異の16。
パターン的には勝った後に感情が高ぶって泣くパターンがほとんどなので、当然といえば当然なんだけど。
(↓例外。この記事もアホほど泣きながら書いた)
エモかった試合ベスト3を発表します!!!
そんな中でも特にエモかった3試合をピックアップしてみる。
第3位:7月1日(土) ホーム清水戦
"その時"は、90分間の激闘の後に訪れた。
今日もゴール決められなかったのに
— K24(こにし) (@knight24_k) 2017年7月1日
何本も惜しいチャンス逃しまくったのに
誰よりも都倉が今日の勝ちを喜んでるのを見て、涙が止まらない。
6連敗を止めたこの試合、試合後の両チーム挨拶を終えた選手たちが続々とベンチに戻る中、都倉一人だけがずーっとゴール裏を向いて、何度も、何度も両手を天に突き挙げてガッツポーズをしていた。
連敗中1点も取ることが出来ず、きっとチームのエースとして責任を感じていたはず。
またこの日の試合でもゴールを決めることができなかった。
それでもチームの勝ちを、誰よりも喜んでいる。
そんな姿に、胸を打たれないサポーターがいるだろうか?
第2位:11月18日(土) アウェイ清水戦
「オフィシャルエモみサプライヤー」こと清水エスパルスさんが堂々2度目の入選。
ご存知、北海道コンサドーレ札幌がJ1残留を決めたこの試合。
僕が涙したのはやっぱり選手の喜んでいる姿で、雨上がりのIAIスタジアムに僕が再び涙の雨を降らせる羽目になったのは、ク・ソンユンという男の大喜びぶりだった。
J1残留を決め、誰よりもはしゃぎ喜ぶ大男。
思えば昨シーズンの終了後、彼には鹿島アントラーズからのビッグオファーが届いていた。
優勝争いのど真ん中を突っ走ることが出来るチームの正守護神になれるチャンスなんて、どれだけ強く願ったってそうそう巡ってくるものではない。
それでも、魅力的過ぎるオファーを蹴って、コンサドーレに残ってくれたソンユン。
きっとチームの誰よりも、「J1残留」という"結果"を出さなければいけないと思っていたに違いない。
あの大はしゃぎぶりは、目指してきたものを手に入れることができた安堵と喜びによるものだろう。
そんな考えが一瞬にして頭をよぎり、「ソンユンありがとう」というたった9文字の日本語さえも、溢れ出した涙で上手く言うことができなかった。
第1位:9月30日(土) アウェイ広島戦
「フロー(体験)」という言葉を聞いたことがあるだろうか。
簡単に説明すると、「今取り組んでいる目の前のことに100%のめり込んでいる状態」といったところだろうが、今年応援中、唯一この"フロー"の境地に達したのが、都倉のゴール直後だった。
興奮しすぎてその瞬間のことはほとんど覚えていないけど、とにかく嬉しくて、絶対勝ちたくて、叫びまくって、広島ボールのキックオフの笛が聴こえて、気づいたらポロっと涙がこぼれていた。
まったく、都倉という男は、俺達に与える熱い刺激が時々度を過ぎてしまって困る。
◇
今年改めて思ったけど、スタジアムでは感情をさらけ出してナンボだと思う。その本気の感情は、周りの人をも動かす。
いいじゃないか、泣いたって。それだけ本気でコンサドーレのことが好きなんだから。
また来年も、いっぱい喜びの涙を流そう。
そして、みんなでいっぱい笑おう。