28歳中間管理職の日記

28歳、中間管理職。肩書にとらわれず、ただ社会人としての価値の向上を。いろいろ書く雑記です。

「休む=申し訳ない」という思考を捨てないと日本人は終わる

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僕の同僚で、シフトで決められた代休で平日に休んだり、午後休で早く帰ったりするとき、他のメンバーに対して何故だかものすごく申し訳なさそうにしている人がいる。

そのたびに僕は

 

「○○さん、それやめてくださいよ!僕が休むときも申し訳なさそうにしなきゃいけなくなるじゃないですか~(笑)」

 

と冗談交じりに言うのだけれど、本音を言うとこれはマジでやめて欲しい。

 

 「休む」を当然のように行えない環境には、「働く」の当然もない

 

考えてみれば当たり前の話だけど、「休む」と「働く」は対等な関係であるべきだ。

 

日数こそ「働く」の方が多いけれど、労働日の疲労をリカバリーし、心身ともにリフレッシュできる程度の休みは、確保されなければいけない。

そのための休みが平日であろうと、土日であろうと、当然の権利である。

 

しかし、個々人が有するそんな権利を、一人、また一人と「申し訳ない」なんて思ったり、言ったりしながら行使するから、周りの人もそうせざるを得なくなる。

 

 

この問題の解決方法は、一つしかないと思っている。

それは、役職関係なく一人ひとりが堂々と休むこと。そして、「休んで当然」という雰囲気を作ること。

よく「上司が率先して休んでくれると部下も休みやすい」と言うが、むしろ比較対象は同じ階層の人間だろう。アイツが休めばオレも休みやすいし、アイツが休んでるのにオレだけ働いてるのは嫌だ。

 

では、そのためにはどうしたら良いか?

それは、「しっかり休みを取る」ことを前提として、仕事を確実にこなしていく計画性と実行力を一人ひとりが身につけることだと思う。

そこに、「休む」と「働く」の対等な関係が存在する。

 

 

結局、「休む」と「働く」は表裏一体なものなのだろう。

しっかり休める環境を作ることが、働くことの質の向上につながり、全体的な生産性も上がってくる。

 

「休む=申し訳ない」という思考が無くなった企業・組織は伸びるし、いつまでもそこに固執しているようでは、沈んでいく一方だろう。