ラ・ラ・ラ 言えるかな?おじさんの名前~~~(サッカースタジアムに出現するおじさん図鑑 その2)
Hello Kids!
キミはもう、たっぷりおじさんつかまえた?(レイモンド声)
……はい、ということで第2弾です。
前回のふりかえり↓
各地からおじさんの目撃情報もたくさん寄せられているのでさっさと始めたいところなのですが、その前に1点、確認しておきたい重要なことがあります。
おじさんは、おじさんであるが故に、おじさんなのである(哲学)
前回の記事がTwitterで軽くバズっていた頃(本当にありがとうございました)、一連の感想の中でこんなものを見かけました。
「私は◯◯おばさんかな~^^;」
「△△兄さんもいるぞ」
はっきり言わせてもらいます。それは違う。
「おじさん」に、年齢も性別も関係ありません。
おじさんは、おじさんであるが故に、おじさんなのである(意味不明)
◇
あなたは、スタジアムでこんな経験をしたことがないでしょうか。
「あいつ…ミスした選手と審判の文句ばっかブーブー言ってうるせえな…チームの応援しろよ……」
……それ、実は目の前にいるその人が言っているのではありません。
その人の中にいる、「おじさん」がそうさせているのです。
そう、「おじさん」とは、私たちの心の中に現れては、小さなイタズラをして去っていく妖精さんのような存在。
(イメージ図)
いわば"概念"。年齢も性別も関係ないのです。
だから!!僕は!!!声を大にして言いたい!!!!!!
おじさんは、おじさんであるが故に、おじさんなのである(恍惚)
……さぁ、始めようか。
とれたておじさんベストイレブン!!
今シーズン見かけた中でも、特に印象に残っているおじさんを11人紹介します。
ハモネプおじさん
チャントを歌っているときに、何故かハモってくるおじさん。
歌詞のない、「オー」や「ラララ」などを単調に繰り返す系のチャントのときによく出現するので、飽きずに歌い続けられるようにというおじさんなりの工夫なのかもしれない。
メロディの下を行く「下ハモおじさん」が基本なのだが、稀に上にかぶせてくる「上ハモおじさん」も同時に出現すると、ゴール裏にはまるでハモネプのような青春の香りが……しない。
一面おじさん
「見渡すと、あたり一面におじさんが……」ということではない。
応援しているチームが勝った翌朝の、地元スポーツ紙の一面にそのことを載せてもらえるかどうかを異常なまでに気にするおじさんのこと。
他人の評価に依存してると疲れちゃうぜ!
昔々あるところにホベルッチと池内友彦が住んでいましたおじさん
チームの昔話に花を咲かせるおじさん。
僕はコンササポになってまだ6年なので全然ついていけないけど、なんかみんな楽しそうだからすき。
ホベルッチのフリーキックが凄かったことと、池内友彦のディフェンダーにあるまじき得点力の凄さは覚えた。
コールサブリーダーおじさん
決して、リーダーになれるとは思っていないし、なりたくもない。
しかし、ある程度オレの存在感は示したい……!
そんな揺れ動く乙女心は、なんとなくコールリーダーっぽいことを言ってみたり、なんとなく周りを煽ったりしてサブリーダー的な振る舞いをする、という結論に落ち着いたのであった(完)
以下、目撃報告↓
最近お気に入りのおじさんは、『なりきり安中さんおじさん』笑
— さくら (@55393955) October 22, 2018
安中さんがなんか言った後に、安中さんっぽいことを大声で叫ぶおじさん笑
基本的にポジティブな言葉だから、不快感はゼロ!ただちょっと面白くて、ふふってなっちゃう笑
似たようなおじさんはたくさんいるけれど、サブリーダーを名乗れるくらい活きのいいおじさんはなかなか出現しないので、見つけたら温かく見守ってあげて欲しい。
えっちなおじさん
「もう、いいよ……おしまい……」
艶めかしい吐息とともに、耳元でそっとささやかれたかのように、かすかな音が聞こえた。
むさぼるように求めていたものが我が物になるとわかった瞬間、激しく動かしていた身体の動きを止め、絶頂-フィニッシュ-を迎える。
手にした悦び。
たとえそれが一瞬の快楽だと頭ではわかっていても、もう肉体がそれを求めずにはいられなくなってしまったのだ。
そんな自分に呆れながらも悦びの声を上げ、そしてしばし余韻に浸る。
事後の一連の儀式を終えると、おもむろに身にまとった衣服に手をかける。
徐々にめくれ上がるにつれ、秘められた柔肌が晒されていき、ついには豊満なその胸までもが露わになった。
衆人の視線が集まる。
しかし、我関せず、といった様子で流れる汗を拭き取り、別のシャツに着替える。
ふっくら太ったおじさんの、ゴール裏での生着替えは……とてもえっちだ。
あーーー、何を書いているんだろう僕は……出勤前のスタバで……
雨宿りおじさん
なんかあったらしいっすね。横浜で。知らんけど(鼻ホジ
普通に野次面白くないおじさん
"野次"といえば、昭和の頃から野球場の華。
日本のスポーツ文化の一端を、約2~3ミリくらいは担っているかなというものであります。
当然、それは野球だけに限定される必要はなく、他のスポーツでやっても良いと思うのですが、僕は正しい野次に必要な絶対条件というのは「他の人を傷つけないこと」と「他の人が聞いても面白いこと」の2つだと思っています。
つまり、他人を罵倒するようなものは論外、スベってるのも言語道断というわけなのですが……最近、率直に申し上げてセンスのない野次ラーが多い。
しかし!皆さんここで思い出して欲しい!
それも全部、おじさんの仕業なのです!
さぁ、ご唱和ください!!おじさんは、おじさんであるが故に?
\おじさんなのである/
はい!よく出来ました!
ちなみに、最近のベストクソスベり普通に野次面白くないおじさんは、札幌の選手とのマッチアップで簡単に倒れる湘南の選手に対して放たれた
「ライザップしろーーー!!!!どいつもこいつも簡単に倒れやがって!」
です。
本人的には相手のスポンサーと掛けて上手いこと言ったつもりだったのでしょうが、ライザップって基本的にダイエットプログラムですよね…?っていうところがアレだし、そもそも全然センスないし、活きのいいおじさん発見に沸き立つ僕以外は失笑orガン無視でした。
「あれはチンパンジーの檻ですか?」「いいえ、手すりに掴まって興奮しているサポーターです」おじさん
これはねぇ……僕です。
今年仙台、長崎以外のアウェイスタジアムに行って思ったことなんですが、座席無しの手すり設置ゴール裏が良いよ。座席無しの手すり設置ゴール裏こそ良いよ。
札幌ドームのような背もたれ付き座席ありのスタジアムだとお行儀よく縦方向に跳ぶことしか出来ないですが、手すりがあるとX軸の動きもやりやすくなり、非常に良い塩梅です。
札幌で専スタ作る際は、ぜひこのスタイルでお願いしたいところ(無理でしょうが…)
第5の審判おじさん
毎試合ゴール裏に配置される。主な業務は、遠くからの目視と圧倒的主観に基づく問題提起。
「今のハンドだろおおぉぉ!?」
「カード!カード!!!今のはカード出せよ!!!!!!」
「おおおおおおおおぉぉい!タッチライン出てないだろ!!!!!!!」
第5の審判の何が良いかと言うと、どれだけ適当な主張をしても、試合後に審判アセッサーに怒られることがないこと。
逆に言うと、ゴチャゴチャ言ったところで何も変わらねーから応援に集中して欲しいっす。まじで。
パワプロくんおじさん
前回のおじさん図鑑では「パジャマでおじゃまおじさん」として紹介しましたが、それだと危機感が足りないということに最近気づいたので、改名。
パジャマでおじゃまおじさん
戦隊モノのパジャマを買ってもらい、嬉しすぎてそのまま外出してしまう幼児から着想。遠征に向かう飛行機や新幹線から既にユニフォームのおじさん。かわいい。
チームのアピールになるから好ましいけど、マナーは守ってね。
実況パワフルプロ野球という野球ゲームの主人公・パワプロくんはどこへ行くにも野球のユニフォームという出で立ちなのでそこからの拝借なのですが、レプユニ姿で公共交通機関をうろつくのとか冷静に見て結構ヤバいから。
お願いだから、その格好で積極的にCAさんに絡むとか、電車内うろうろするとかやめて……色々リスク高すぎ……せめてなんか羽織って……
筋肉は裏切らないおじさん
筋肉があれば、PKも決められる。
筋肉があれば、タイのリゾートにも行ける。
筋肉があれば、ワインも造れる。
僕らを劇的アディショナルタイム弾で興奮させるのも筋肉だし、やはり筋肉は裏切らない(確信)
(最近全然Instagramに筋トレの写真が上がらないのですが、僕のこの記事のせいじゃないかと勝手に申し訳ない気分になっております)
◇
前回の図鑑と合わせて、これで22人のおじさんゲットだぜ!
まだまだ151おじさんまでの道のりは長い。皆さんからの目撃情報も、引き続きお待ちしています!