セブンイレブンでいい気分にならなかった話(新装開店編)
今やセブンイレブンのCMと言えば『デイ・ドリーム・
っていうのはどうでもいいんだけど。
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「○○動物園で〜〜の赤ちゃんが生まれました!」
なんていうニュースがあると、人はその動物園へ足を運ぶ。
生まれたての赤ちゃん動物はぬいぐるみと見紛うほど可愛いし、
それを見るために、人はその場へ向かうのだ。
◇
「○○にセブンイレブンができました!」
なんていうニュースがあると、
生まれたてのセブンイレブンはまぁ色々キレイだし、
それを買うために、人はその場へ向かうのだ。
先日、帯広(近隣地域を含む)に新しいセブンイレブンができた。
◇
正確には改装して新装開店しただけなんだけど、扱いとしては「
そこは大きい通り沿いではなく住宅街の中にあるお店だが、
改装工事中はたいそう不便だったから、
このお店の開店記念セールも盛況で、
迎える側も、大半が「研修中」
いつも通りの昼休みだけど、
そんな期待を抱きながら足を踏み入れたお店で、
誰のためのコンビニなのか、何のための開店セールなのか
開店に浮かれる店内の様子と言えば、それはまぁ酷いものだった。
- 新人パートさん2人組のお世辞にもスムーズとは言えないレジ打ち
で会計待ちの客が数名列を成しているのに、 レジはその1台しか開放されていない - その様子を目の当たりにし、
他にパートさんが余っているのにレジ開放の指示を出さない本部社 員さん - 狭い通路でナナコカードの勧誘をして、動線を塞ぐ本部社員さん
- 遊んでいるかのようなテンションで騒ぐ学生アルバイトっぽい女の
子2人と、それを注意しないその他の社員さん - 客とすれ違っても「いらっしゃいませ」の挨拶もせず、
店内の飾り付けを整えるのに必死な本部社員さん - カップ麺用のポットを完全に隠す開店祝いの花
- 店前の駐車場の一角を占拠する、10台ほどの本部社員さんの車
5分ほどの滞在で目についたものだけでもこれくらいはあった。
◇
「開店セール」というのは
今度ここにオープンしますよ!
そして、気に入ってくれたらぜひ今後もよろしく!
という狙いでやるものだと、僕は思っている。
最初の数日間の集客よりも、その後の定着が真の目的。
じゃあ、その開店セールで客に嫌な思いをさせたら、
コンビニの数はまだまだ増え続け、
ましてや、ここは帯広の片田舎で、
そこで固定客を掴むには、
今やコンビニも顧客ロイヤルティが求められる時代。
「買い物行ける場所がここしかないから」
◇
ちなみに、もし僕がコンビニのオーナーだったら、
「お抱えの常連さんの人数ランキング」
それだけで店の売り上げはアップするだろうし、「お客さん、
今話題の恵方巻きのノルマみたいなのも、お客さんに「
小売業の最前線で物を売って、
あれ、コンビニのオーナーも意外とやれそうかも。(笑)
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最後はちょっと飛躍しちゃったけど、開店セール目当てではなく、
ここまで言っておいてアレだけど、
好きなので、「ふわっとろくりぃむわらび めーぷるそーす」復活させてください。