自分に出来ることを、全力でやる。それしかない
南関東競馬・船橋所属の森泰斗騎手。
彼のツイートが素晴らしかったので、このブログを読んでくださっている皆さんにも紹介したい。
良い馬に乗る努力も騎手の大事な仕事のひとつ。
— 森泰斗 (@taity0319) 2017年8月22日
中央、地方問わず「あの人は良い馬に乗ってるからかなわない……」とかたまに聞くけどさ
俺もそんな事を思って時期があったが、騎手がそんな事を口にだしたら絶対にダメだよね、負け。
強い馬を頼まれる騎手になればいい。頑張ろう。
競馬は「馬8:騎手2」とも言われ、乗る馬の実力やコンディション、その日走るレースの条件が馬自身に合うかどうか、などでレースの結果が決まってしまうことも少なくない。
そんな競技において森騎手は、「騎手がそんなことを絶対口に出したらダメ」と言い切っている。
乗せてもらう馬の強弱に関わらず、騎手自身にできることを全力でやって、少しでもレースの順位を上げられるように努める。
冷静に考えてみれば、当たり前のことかもしれない。
けれども、それを"自分のやるべきこと"として理解し、「乗った馬が弱いから」という"他責"の考えを排除し、なおかつ愚直に実行できる人がどれだけいるだろうか?
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「強い馬を頼まれる騎手になればいい」
ツイートの結びに彼が記したこの言葉こそ、究極のゴールだと思う。
目指すべきは「乗せてもらった強い馬で勝つから上手い騎手」ではなく、「上手い騎手だから強い馬に乗せてもらえて、勝つ」
まずは自分に出来ることをしっかりやる。
僕らにできることは、それしかない。
◇
ついでの話をすると、サッカーにおいては「チーム9:サポーター1」にもならないだろう。
いいところ「チーム9.9:サポーター0.1」だ。僕たちサポーターが試合結果に及ぼす影響は、限りなく小さい。
ただ、それでもチームと一緒に「J1残留」という唯一の目標に向かって戦う一員であることに変わりはない(と信じている)
だから、自分たちのやるべきことを理解し、「戦った相手が強いから」という"他責"の考えを排除し、愚直に実行するべきではなかろうか。
「強いチームを応援させてもらえるサポーターになればいい」
これが、中長期的に僕たちの目指すべきゴールだ。
そのための第一歩として、今年のJ1残留がある。ここから、未来に繋がる。
さぁ、厚別。良い雰囲気作ろう。頑張ろう。