【JGC修行】JGC入会のメリットを実際の搭乗の流れでシミュレーションしてみた
(最終更新:2018年9月18日)
なんとなーくJGCに興味を持っている方や、修行をやりたいけれどなかなか踏ん切りがつかない…という方もいらっしゃるでしょう。
僕は2017年にJGC修行をし、無事入会資格となるJMBサファイアのステータスをゲット。
今年の搭乗からそのメリットたちを享受しているのですが…
正直、もうこれが無いのは考えられないくらい快適になりました。
JGC入会で得られるメリットは、本当に数多くあります。
今回はその中でも強く感じる(=よく使う)メリットを、実際の新千歳-羽田往復の搭乗の流れで解説していきます!
搭乗前のメリット
JGCのメリットは搭乗の前、予約の段階から始まっています。
JALの場合、Webで航空券を購入して座席指定をする際、実はステータスを持っている人と持っていない人では選べる席の範囲に違いがあります。
これが「前方座席指定サービス」です。
具体的に言うと、各座席種別の前方数列が、上級会員にのみ開放されています。
前方座席だと到着後早く降りることができ、その後の交通機関への乗り継ぎで他の乗客に一歩リードできるので個人的にはメリットを大きく感じる部分です。
搭乗日のメリット
JGC入会で一番メリットが多いのは、やはり搭乗当日です。
搭乗まで、順を追って見て行きましょう。
JGC(JALグローバルクラブ)カウンター
今はチェックイン不要のチケットも多いですが、手荷物預けや変更事項などがあれば寄らなければいけないカウンター。
空港に到着してまず向かうこの場所に、JGC会員(と、その他JMBステータス会員)専用の窓口があります。
ここでの一番のメリットは、なんと言っても混雑回避。
僕の今年の初フライトは1月下旬、大雪によりダイヤ乱れまくりの日だったのですが、便の変更手続きをするときに…
この長蛇の列に並ぶのと…(列は奥の2番、3番のカウンターまで続いています…)
(タイミングによりますが)10人くらいちょこっと並ぶだけで済むのでは、時間的にも精神的にも得られるメリットが大きく違います。
ステータス会員としての初フライトで、その威力を実感した出来事でした。
JGCエントランス
チェックインが済んだら、セキュリティチェック。
週末や連休中なんかは、ここもまためちゃくちゃ並んで嫌ですよね…
でも、JGC会員なら大丈夫。
先にご紹介したJGCカウンターの横にあるJGCエントランスから、スムーズに入ることが出来ます!
中に通常の保安検査場と同じ機械があるだけなので特別なものではありませんが、長蛇の列をスルーしてすぐに入れるのは助かります。
同行者1名も一緒に入れるのも、地味に嬉しいところです。
サクララウンジ
航空会社のステータス会員のメリットと言えば!という感じもあるラウンジ。
高級感のある入り口。
新千歳空港のサクララウンジは改装して間もないので、最新の内装がとてもオシャレです。
ソフトドリンク、ビール、ウィスキーなど飲み放題です!
ちょっとしたおつまみもあります。
静かな環境で搭乗までの時間、ゆっくり出来るのがとても有り難いです。
あと個人的に新千歳空港のサクララウンジの見どころは、トイレに設置されているダイソンのハンドドライヤーです。めちゃくちゃ風強いです。笑
ちなみに、20代ならステータスを取らなくてもサクララウンジに年5回入れる方法があります!
詳細は→
優先搭乗
僕の場合ほぼ通路側に座るので、これは使ったり使わなかったりですが、役に立つときも結構あります。
例えば…
- 窓側座席を指定しているとき
- 早く着席して一刻も早く寝たいとき
- 朝の便などキャリーケースを持った乗客が多く、頭上の手荷物棚の争奪戦が発生しそうなとき
こういうケースでは、優先搭乗を使うようにしてます。
その他のメリット
ここまでは、僕が搭乗の際にほぼ毎回使っているものをご紹介してきました。
最後にその他のたまに使うメリットもいくつか挙げておきます。
- JGC専用予約デスク:航空券の予約等に関する問い合わせが、JGC会員専用の電話番号で可能。
- 優先キャンセル待ち:搭乗日、空港で普通席やクラスJなどの空席待ちをする際の優先種別が、JALカード会員の「B」から「A」にランクアップ。もっとも、空席待ちが発生するような便では種別「S」の人もいたりするので、正直これに関してはAだとまだまだ油断できないなという所感。
- プライオリティバゲージサービス:手荷物を預けた際、到着空港で優先的に荷物を受け取ることが出来るサービス。
まとめ「修行するか迷ったら…」
ここまで見てきたように、JGC入会のメリットは当たり前ですが「搭乗時」に得られるものばかりです。
JGCは一度入会してしまえば、年に1度も搭乗がなくてもカードの年会費を払い続けるだけで権利を継続できるので、それも大きなメリットかなと思います。(同等の特典を受けることが出来るJMBサファイアは、毎年基準を達成する必要あり)
ただ、基本的にはJGC入会後も(数ヶ月に1回でも)定期的に飛行機に乗る見込みのある人は(様々な事情が許すなら)積極的にするべきで、そうでない人は今無理をする必要はないと思います。
ステータスを取るだけ取って寝かせておくには、少しお高い年会費ですし。
これは僕の考えですが、参考にしていただければと思います。
2018年、修行のシーズンはまだまだ続きます。皆さま、良い修行を!