190506 #10分エッセイ 「ミーティング・面談最強説を唱えたい」
今日も10分。
最近の気付きより。
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ある程度の人数がいる組織の長で、自分に割り当てられた実務的なタスクがそこまで多くない人は、勤務時間を使ってただひたすらメンバーとミーティング(面談)だけしていればいいんじゃないか?と、思うことが多くなった。
週に1回、10~20分ずつでも、全員とサシで話す。
以下、理由など。
【目的】
- 部下の現状把握、進むべき方向の確認、ギャップのすり合わせ
- 部下の現状のコンディションを把握する
- 部下が今抱えている悩み、苦労などを把握し、対処する
- 部下が今取り組んでいること、あるいは直近で取り組んでいたことの進捗や成果を聞き取りし、ほめてモチベーション、エンゲージメントを高める
【期待される効果】
- 部下の悩みなどをタイムリーに知ることで、後々取り返しのつかないところに到達してしまってから爆発するのを未然に防ぐ
- 上司からの「見ている」サインを直接的に受け取らせる
- 成果として目に見えない部分のメンタル的なコンディションの極微な変化にも気づくことが出来る
- 小さなほめるポイントを的確に拾い、タイムリーにほめることでやる気、モチベーションを持続させる
など。
マジでこれだけやっていれば組織って上手く回るんじゃねーかな?という気持ちが強くて、今部下を持ったら毎日でもやってやりたいくらい。
しかし。
日本企業の管理職は、このミーティング(面談)を、あまり好まない印象がある。
理由はわからない。人手不足の影響で、管理職自身もプレイングマネージャーとして動かなければいけないから、というのはあるだろうか。
でも、今の僕の考えからすると、「やらなければいけない」と思っている仕事(タスク)と、面談が別扱いされる理由はない。
予定された仕事として、自分の一日の行動に組み込めば何の問題もないはず。
ちょっと工夫は必要だけど、やるだけで組織全体の業務効率、めちゃくちゃ上がると思うんだけどな。
ミーティング・面談最強説。密かに唱え続けたい。