直近3ヶ月分のクレジットカード明細を分析してみたら面白かった件
日常の支払いを可能な限りクレジットカードにして「陸マイル」を貯めるというのは、JGCでもSFCでも修行僧としては自然なことだろう。
(20代限定!入らない選択肢はないくらい素晴らしいJALカードはこちら↓)
当然のようにカード決済しまくる生活を大学卒業くらいから続けているので、もはや感覚で制御していて「使いすぎた!」ということもないのだが、月に1度の明細チェックをしていて、ふと思いついた。
「せっかく明細があるから、どこにお金を使っているかを分析してみよう」
思い立ったらすぐやるのが大事である。
クレジットカード明細分析の手順
別に決まりがあるわけではないので、自分が今回やった方法を記しておく。
- クレジットカード会社のオンラインサイトにログイン、直近3ヶ月の明細をCSVで出力
- エクセルに3ヶ月分を繋げて貼り付け
- 自分で支出の項目を設定し、1つずつの支払いに書き込んでいく
これで分析の準備は完了。
ちなみに、僕は10個の項目を設定し、その内訳は
コンビニ、スーパー、外食費、交通費(航空券以外)、航空券、宿泊費、通販、服・美容、毎月固定費(携帯、保険など)、その他
こんな感じ。
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で、実際の分析結果がこちら。
(金額は生々しすぎるのでさすがに隠す)
まぁ、これだけ遠征行ったり修行したりしてたらこんなんになりますよね~という「航空券代」の構成比率。
2位の「その他」、3位の「外食費」には、飲み会などの幹事をやったときに全員分をカードで払った金額もたっぷり含まれるので、そのダントツ具合が見て取れるだろう。
数値分析をやってみて、「コンビニ」の比率の高さに驚いた。なんと、全体の10%オーバー。
普段何気なく、当たり前のように買い物をしているが、ここまで大きな金額になっているとは…少し引き締めなくてはいけない。
逆に、結構Amazonで書籍のワンクリック衝動買いをすることが多いので、「通販」の金額が少ないことにもちょっとビックリ。
ここはもう少し増やして良いのかも?
「投資」と「消費」と「浪費」
何気なく分析結果の表の右端列に入れている「種類」。
これは、泉正人さんという方の『お金原論』という本の中から拝借した。
お金を上手に使うために意識したいのが、普段使うお金を「投資」「消費」「浪費」の3種類に分けて考えるということだ。
- 支払った額以上の価値を得られた=投資
- 支払った額と同じ価値があった=消費
- 支払った額以下の価値しか得られなかった=浪費
この考え方に基づいて支出先を自分の基準で区別してみると…
- 投資:航空券代、服・美容、通販(メインである書籍購入を想定)
- 消費:外食費、交通費(航空券代以外)、スーパー、宿泊費、その他
- 浪費:コンビニ、毎月固定費
こんな感じかなと。
航空券代を「投資」としたのは、遠征に行ったり修行に行ったりすることで様々なものに触れて、また感情が動くことで物書きの際に新たな切り口を得ることにも繋がるため。
『お金原論』の中でも、以下のような記述がある。
高級レストランで食事をするのも、その味や雰囲気を味わい、人としての経験や教養が高まったのであれば、それは「投資」といえる。
ちなみに、この3種類の構成比はこんな感じ。
ボリュームゾーンはダントツで「消費」だが、まずはやはり「浪費」を減らしていきたい。
「消費」の中にも外食費や宿泊費など、内容によっては「投資」にも「浪費」にもなりうるものが揃っているので、この内容も意識して高めていく。
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この記事で紹介した『お金原論』は「30代で知っておきたい「お金の知性」の高め方」というサブタイトルがついているが、出来れば20代の、就職して数年経ったタイミングで読んでおきたい1冊だと強く思う。
(学生や就職してすぐでも良いが、一旦「お金」というものを就職して手にして、自分なりの使い方を経験した上で読んだ方がピンとくる点も多いハズ)
自らの「お金の教養のSTAGE」を測るワークもついているので、現状分析のためにぜひやってみることをオススメする。
この本の価格も少し高いと感じてしまうかもしれないが、これは自分のための「投資」である。
臆することなく、一歩踏み出したい。