26歳中間管理職が選ぶ「後輩に読ませたい本」11冊
昨日のこの記事の続きです↓
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これから紹介する書籍は「後輩(≒同年代の人)に読ませたい本」という括りではありますが、もちろん自分で読んで大いに役立った「手元に残しておきたい本」でもあります。
ではどこに違いを見出しているかというと、26歳の僕から見て「後輩(もしくは同年代)」に当たる世代の人たちに、今のうちにぜひ読んでおいて欲しい、という想いが強い本、というところです。
後輩(≒同年代の人)に読ませたい本
【仕事効率化系】
一流の人はなぜそこまで、習慣にこだわるのか?~仕事力を常に120%引き出す自己管理~
「仕事が速い人」と「仕事が遅い人」の習慣 (アスカビジネス)
このあたりの本は、大卒1年目~2年目くらいに「自分の仕事をいかに速く、効率よく進められるようになるか」という意識で買い揃えていたものの一部。
具体的なノウハウというよりは、「一流の人が習慣にこだわる」「仕事が速い人」「人生の勝負が朝で決まる」ベースとなる"考え方"を色濃く学ぶことが出来たなぁ、と思える3冊です。
同じジャンルの本を一気にたくさん読む「水平読書」をすると、共通する考えや哲学が見えてくるという話を聞いたことがありますが、まさにそんな体験が出来たかなと思います。
(ちなみに、同じ著者の本を読み漁るのが「垂直読書」で、著者の考えをより深く学ぶことが出来るということです)
【社会人として…系】
タイトルをつけづらかったジャンルからは、この2冊。
前者は重役秘書を務められてきた方、後者はライフネット生命の現社長が書いた本なので書き手の毛色は違いますが、どちらも大事な内容がスッと入ってきます。
どうしても入った会社(組織)の風土や雰囲気に流されがちになってしまう新卒のときに、(そのまま参考にするかは別にして)目安となる考え方を示してくれる本も必要ですよね。
【マネジメント系】
部下をもつ人の職場の人間関係―――なぜかうまくいくリーダーの社内コミュニケーション術
社会人4年目の僕が後輩に読ませるにはちょっと早いような気がしないでもないですが、この手の本を読んで「マネジメント」について考えながら部下として過ごすというのも、また貴重な経験だと思います。
「自分なら本で読んだ通りこうするのに」とか、「これは本に書いてなかったけど自分の上司凄いなぁ」とか、部下としてのリアルな感想を持てるのはこの時期だけですから。
『部下をもつ職場の人間関係』という本は「対人関係療法」専門の精神科医の先生が書かれた本なので、理論的でわかりやすいです。
【キャリア形成系】
自分のために「キャリア」を自分で創る (ハーバード・ポケットブック・シリーズ)
社会人1年目からこんな本を読んでいたのには理由がありまして…
そのおかげで良書に出会うことができたので、目の前の状況を前向きに捉えた者勝ちだなぁと、今になって思う次第です。
社会人経験が浅いうちに自分の属する会社(組織)が嫌になってしまうと「とにかくそこから逃げたい」という想いが強くなって、そこからさらに良くない方向に進んで行ってしまう可能性もなきにしもあらずだと僕は思っているので、早いうちにどんな選択肢があるのか、それらを選ぶにはどうしたら良いのか、について考えておく必要があるかなと思います。
【その他】
これは「ジャケ買い」ならぬ「タイトル買い」をしてしまった本です笑
読む人によっては合う・合わないがあるテイストではありますが、書いてあることは「そうだよなぁ、大事だよなぁ」と思わされることばかりなので、僕は買ってよかったなと満足しています。
タイトルのインパクトも込みで、後輩に読ませるには面白い一冊でしょう。
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前編「自分の教科書として手元に残しておきたい本」、後編「後輩(≒同年代の人)に読ませたい本」で合計20冊を紹介してきました。
また溜まってきたら記事にします!