岩手の大谷翔平、北海道の大谷翔平、世界の大谷翔平
「お前は何を言っているんだ」と言われてしまいそうだけど、正直僕は大谷翔平選手のことを「北海道の誇り」のように思っているし、きっと多くの北海道民も同じことを思っているだろう。
別の言葉で表すとしたら、「憧れの世界のスター選手」と言ったところで、親近感はありつつも、あくまで一般人とは少し離れた存在であったように思う。
しかし、彼の出身地・岩手ではまた様子が違う。
メジャー第1号ホームランの号外
物は持たないタイプだけど、さすがにこれはテンション上がってもらってしまった。 pic.twitter.com/3hLoaOiR6A
— K24(こにし) (@knight24_k) 2018年4月4日
翌朝(4月5日)の朝刊
岩手日報、大谷のホームランが嬉しすぎて両面オールカラーの紙面ぶっ込んできた。1枚に写真ベタ貼りとか見たことない。地元すごい。 pic.twitter.com/IAAJ7fglpc
— K24(こにし) (@knight24_k) 2018年4月4日
岩手県民から見た大谷翔平は、「あの子ったら、すっかり立派になっちゃって…」という、親が子を見るような感覚なのだと思う。
県民全員の、文字通り"夢と希望"を背負っているのを、県外から来た僕はひしひしと感じた。
それがすごく、温かく感じて、嬉しくなった。
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この記事では、「大谷翔平を育てたのは~」というようなレベルの低い議論をしたいわけではない。
それぞれの目線で、それぞれの感情移入の仕方で、世界に羽ばたこうとしている大谷翔平という選手を応援出来ることの素晴らしさを、文字として残しておきたかった。
この素晴らしいタイミングで、岩手に出張で来ることが出来たのを嬉しく思う。
翔べオオタニ 夢の向こう側へ。